日本を”ごきげん”で満たす。
私たちは、オリーブ事業を通じて、より多くの方々に喜びと感動を届けることを使命とする農園です。単にオリーブを育てるのではなく、その一粒一粒に想いを込め、皆さまの食卓を彩り、笑顔を生み出すエッセンスとなることを願っています。
オリーブの風味が日々の食事に楽しさを添え、オリーブ畑でのリアルな体験が心に残る感動を生む。そうした小さな幸せの積み重ねが、私たち生産者にとっての誇りとなり、地域社会に活気をもたらす――そんな“ごきげん”が次々と連鎖していく未来を、私たちは本気で目指しています。
オリーブを通じて、人と人がつながり、心が豊かになる。私たちは、そんなあたたかな循環を育む存在であり続けたいのです。
kashirajima olive園主 山本 剛
『営みの一コマに“ごきげん“のエッセンスを』
丁寧に摘み取り搾られたエキストラバージンオリーブオイルを日々の生活に取り入れることは、健康と豊かな食生活への価値ある投資です。
抗酸化成分(ポリフェノール)と、体に優しいオレイン酸を豊富に含むオリーブオイルは、健康を守りながら料理の風味を格上げしてくれます。
一滴一滴に詰まった自然の恵みが、毎日の食卓を美味しく、そして長期的に健康的に彩ります。ぜひ、この価値をお試しください。
頭島オリーブ園主のご挨拶
頭島オリーブ農園へようこそ。私は、大阪からこの頭島に移住し、2018年からオリーブの栽培に取り組んでおります。 穏やか気候と豊かな海に恵まれた大小13の島々からなる日生諸島は瀬戸内国立公園の中にあります。その13の島々の中でも、頭島はひときわ小さく周囲4km程の島ですが日生諸島の中では最も人口が多く牡蠣養殖とみかんの栽培が盛んで多くの民宿やペンションがあり、そこには観光地としての生活と営みがありました。
訪れる人々はその美しい景観と、あたたかいもてなしに惹かれ、賑わいと笑顔が絶えませんでした。 しかし、時代の波とともに頭島も少しずつ変わっていきました。人々が都会へと流れていき、人口は減少し、高齢化が進むにつれて、かつて煌めいていたみかん畑も姿を変え始めました。先人たちが汗水を流し、心を込めて作り上げた畑も、やがて荒れ果て、野山と化していきました。手入れの行き届いた美しい風景は失われ、代わりに猪や鹿の棲み処となり、誰も見向きもしない寂しげな風景が広がるようになったのです。
そんな現実を目の当たりにし、この美しい島に再び命を吹き込みたいという思いから、私は一念発起し、オリーブの栽培を始めることを決意しました。一本一本丁寧に植えたオリーブの木々は、力強く根を張り、少しずつ成長しています。これからもこの島に根付いたオリーブが、地域の新しいシンボルとして、皆さまに喜んでいただける存在となることを願っております。 頭島オリーブのオイルには、瀬戸内の自然の営みから織りなす恵みの恩恵を享受し、それと共に島に対する私たちの愛情と誇りが詰まっています。どうぞ、ここ頭島のテロワールを感じながら、私たちのオリーブオイルをお楽しみいただければ幸いです。